㈱メディカロイド(本社:神戸市中央区) は8月11日、手術支援ロボットシステム「hinotoriTM サージカルロボットシステム」(以下「hinotoriTM」) の製造販売承認を取得したと発表した。
近年、外科手術においては、身体への負担を軽減する低侵襲手術が進展し、そのための手術支援ロボッ トのニーズが拡大している。わが国は、世界屈指のロボット大国で、産業用ロボットでは世界市場の半 分以上のシェアを持っているにもかかわらず、国産の手術支援ロボットは、上市されていなかった。
メディカロイドは、こうした国産の手術支援ロボットへの期待に応するために、2013 年、産業用ロボットのリーディングカンパニーである川崎重工業と、検査・診断の技術を保有し、医療分野に幅広いネットワークを持つシスメックスとの共同出資により設立された。2015 年度からは、 “人とロボットの共存”をコンセプトに、医療用ロボットの開発を推進してきた。そしてこのほど、手術支援ロボットシステム「hinotoriTM」が、国産としては初めて製造販売承認を取得した。まずは、日本市場で泌尿器科を対象に早期の市場導入を目指す。
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