・製造・物流の複合提案で顧客の生産性向上に貢献
三谷産業(本社:石川県金沢市)のグループ会社で、主に北陸で化学品やLPガス・石油製品等の販売を行う三谷産業イー・シー(本社:石川県野々市市)は、8月4日、石川県金沢市に化学品の受託加工機能と物流倉庫機能を持つ「製造・物流センター」を新設すると発表した。8月7日に地鎮祭を行い、竣工は2021年2月を予定している。
三谷産業イー・シーの化学品事業では、これまで主に北陸のものづくり企業に対して、原材料や副資材の供給、機器設備の販売、お客様の工場から発生する副産物の有効利用などを行ってきた。新たに「製造・物流センター」を設置し、受託加工機能と物流倉庫機能を強化する。原料の調達や製品の納品に伴う物流を担うとともに、顧客における製造工程の一部(原材料の荷姿変更、乾燥、粉砕、溶解、ブレンド加工など)の受託加工にも対応する。これにより、顧客は一連のものづくりの工程のなかでより中核的な製造工程に注力し、付帯する工程の一部を原料の調達や製品の納品とともにまとめて外部委託できるようになる。
三谷産業イー・シーは、受託加工機能と物流倉庫機能を組み合わせた複合的な提案により、顧客の生産性の向上に貢献していく。
<製造・物流センターの概要>
所在地:石川県金沢市大野町4丁目
敷地面積:4245.6㎡
建物床面積:1348.2㎡ ※将来拡張余地あり
竣工予定:2021年2月
受託加工内容(予定):
・小分け、詰め替え、充填加工
・乾燥、粉砕、溶解加工
・調合、ブレンド加工