・急増する事業用トレーラーハウスの需要に対応
トレーラーハウスデベロップメント(本社:東京都中央区)は6月12日、栃木県栃木市にある千塚産業団地内に第二工場を建設すると発表した。同工場は、事業用トレーラーハウス及びシャーシの製造工場として2021年春の稼働を予定している。
同社は事業用トレーラーハウスを製造しており、事務所・店舗・宿泊施設・トイレ・喫煙所・診療所など様々に活用されている。同社製品の特長は「車検付トレーラーハウス」であり、明確に自動車として区分され建築確認申請が不要。その便利さから社会的認知度も向上しており、同社事業も順調に拡大している。
今後も、災害時の避難所や新型コロナウィルス対策の屋外診療室など、一定期間の利用を前提とした各種施設のインフラとして需要に応えるため、大和リース株式会社の設計施工で第二工場を建設する。
新たに建設する第二工場には、主力製品であるトレーラーハウス及び専用シャーシの製造に加えて、環境に配慮した塗装専用ブース、専用テスターを備えた自動車整備ブースを新設する。これにより新製品の研究開発も促進されると共に、更に安全性の高いトレーラーハウスの製造を実現していき、安定的な生産体制を構築していく。
トレーラーハウスとは、「車両を利用した工作物」として定義される、被けん引自動車。建築確認申請が不要なので、必要な時に必要な場所へ一定期間設置出来るのが特徴。同社はナンバープレートの付いた「車検付トレーラーハウス」を栃木市内の自社工場で製造しており、全国各地において幅広い用途で利用されている。
<新工場の概要>
所在地:栃木県栃木市千塚町1724 千塚産業団地内
敷地面積:約5,200㎡
延床面積:約1,380㎡ 鉄骨造
竣工予定:2021年3月
総工費:3億5,000万円