現地筋によると、中国工程机械（建設機械）工業協会が6月9日に発表した2020年5月の油圧ショベル販売台数は、前年同月比68.0％増の31,744台（2019年5月：18,897台）となった。うち国内は前年同月比76.3％増の29,521台（同：16.744台）、輸出は15カ月連続で2,000台を上回り、同3.3％増の2,223台（同：2,153台）だった。
ちなみに日立建機が集計している外資系ベースでは、前年同月比49％増、コマツのKOMTRAXデータによると、稼働率は147.0（前年同月：142.7）で前年同月比3.0％増加した。
2020年1～5月累計は前年同期比19.4％増の145,800台（前年同期：122.092台）。うち国内は同19.4%増の134.169台（同：112.343台）、輸出は同19.3％増の11.631台（同：9,749台）だった。
■5月のクラス別は全クラスが増加
5月のクラス別によると、大型機（30トン以上）は前年同月比60.8％増の4.161台（前年同月：2.588台）、中型機（13～30トン）は同70.2％増の7,538台（同：4,429台）、小型機（13トン以下）は同83.5％増の17,801台（同：9,700台）だった。（1～5月累計は下記データ参照）
中国の油圧ショベル2020年5月データ
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