日本建設機械工業会が5月28日に発表した2020年4月の建設機械出荷金額によると、内需は0.4%増加の586億円、外需は42.2%減少の918億円、総合計では30.8%減少の1,504億円となった。その結果、内需は3カ月連続の増加、外需は9カ月連続の減少となった。総合計では9カ月連続の減少となった。
■内需は0.4%増の586億円で3カ月連続の増加
内需について機種別に見ると、トラクタ0.3%増加の60億円、油圧ショベル7.6%増加の173億円、ミニショベル2.2%増加の52億円、道路機械30.0%増加の22億円、コンクリート機械16.3%増加の13億円の5機種と補給部品3.2%増加の103億円が増加し、内需全体では0.4%の増加となった。
■外需は42.2%減の918億円で9カ月連続減少
外需について機種別に見ると、基礎機械205.1%増加の7億円と増加したものの、その他8機種と補給部品が減少した。地域別に見ると、全9地域が減少し、外需全体では42.2%の減少となった。
■油圧ショベルの2020年4月国内出荷台数は7.0%増の1,222台
2020年4月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ370台(前年同月比29.7%減少)、油圧ショベル1,222台(同7.0%増加)、ミニショベル1,810台(同11.0%増加)、クローラクレーン17台(同0.0%)、ラフテレーンクレーン59台(同11.9%減少)、アスファルトフィニッシャ25台(同19.4%減少)――となった。