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国際協力銀行(JBIC)、インドネシアでユニクラフトナグラ(静岡県)が実施する自動車部品事業に保証

・成長投資ファシリティにより、中堅・中小企業のインドネシア現地法人の海外事業展開を保・証により支援

 国際協力銀行(JBIC)は5月26日、ユニクラフトナグラ(本社:静岡県、名倉喜英社長)のインドネシア法人PT. UNICRAFT NAGURA INDONESIA(以下「UCNI」)に対する融資を行う浜松磐田信用金庫との間で、同融資を対象とする保証契約(保証対象元本:2,200千米ドル)を締結したと発表した。契約は、「成長投資ファシリティ*1」のもとで、浜松磐田信用金庫との協調により実施されるもの。

 本件は、UCNIがインドネシアの西ジャワ州において実施する、自動車部品の製造・販売事業に必要な資金を、浜松磐田信用金庫からのクロスボーダーローンにより借り入れることを保証により支援するもの。

 ユニクラフトナグラは、1951年の創業以来、自動車部品等の精密加工品の製造・販売を手掛ける中小企業で、2012年にUCNIを設立した。インドネシア及び周辺の東南アジア諸国においては、中長期的に自動車部品の需要は持続することが見込まれ、ユニクラフトナグラはUCNIを通じた海外生産の維持・拡大を企図している。本件は、こうしたユニクラフトナグラの海外事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関による融資への保証供与を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、インドネシア等の成長市場における中堅・中小企業の海外事業展開を、金融面から支援していく。

 ニュースリリース

 

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