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中联重科(Zoomlion)が世界初の完全電動トラッククレーンを生産、機械産業の環境保護建設で主導権握る

   【長沙(中国)2020年5月25日PR Newswire=共同通信JBN】ズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.、中联重科)が開発・製造した世界初の完全電動トラッククレーン「ZTC250N-EV」が5月7日、長沙にあるズームライオンのQuantang Industrial Parkの生産ラインから離れた。

 ズームライオンの建設クレーン部門のテクニカルディレクターであるワン・チータオ氏は「われわれはグリーンエネルギー部品で世界をリードするサプライヤーと提携し、トラッククレーンの使用シナリオと作業条件に合わせて調整した。われわれは世界で最も安全な高エネルギー貯蔵密度LFPバッテリーをトラッククレーンに装備した。車体とシャーシは、TCEMS高効率エネルギー管理システムとBMSバッテリー管理システムを完全に組み合わせたZICインテリジェント共同制御戦略を適用した」と語った。

 25トンの完全電動「ZTC250N-EV」トラッククレーンは、ダイナミックなパワーを維持し、市場の他のトラッククレーンよりも経済的で環境にやさしい。このトラッククレーンの最高速度は時速90キロ(時速56マイル)に上げることができ、最大登坂能力は50%に達する。その全体的なエネルギーコストは、排出量ゼロの同じクラスの他の燃料駆動製品の35%まで削減することができる。運転中および作業中の車両の音は65dB以下である。インテリジェント制御システムが装備されているため、車両を高精度に制御することができる。

 ZTC250N-EVは、260キロ(160マイル)超の範囲を運ぶことができ、これはほとんどの建設作業の要件を満たしている。標準の充電プラグと工業用ソケットに適合し、顧客の充電ニーズに対応する。

 ZTC250N-EVの生産は、ズームライオンの持続可能な開発の哲学の結果である。これは、省エネと排出量削減にとって非常に重要であり、ズームライオンの研究・開発とイノベーションの能力も実証している。

 ワン氏は「われわれは2018年に研究、エンジニアリング、製造、品質管理部門のスタッフで構成する専門チームを設立し、2年以内にトラッククレーンの生産を完了した」と語った。

■ズームライオンについて

 1992年に設立されたズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.、中联重科)(01157.HK)は、建設機械、農業機械、金融サービスを統合するハイエンド機械製造企業である。同社は現在、10の主要カテゴリーをカバーする55の製品ラインから600以上の最先端製品を販売している。

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