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豊田自動織機の産業車両、2019年度売上は2%減の1兆4,363億円

 ㈱豊田自動織機が4月30日に発表した2020年3月期(2019年度)における産業車両部門は、北米市場は前期並みとなったものの、欧州などで縮小したなか、主力のフォークリフトトラックが減少したことや、為替変動による影響もあり、売上高は前期を303億円(2%)下回る1兆4,363億円となった。

 販売台数は前年度比7%減の278,000台(前年度:300,000台)。内訳は、国内は同4%減の45,000台(同:47,000台)、北米は同5%減の92,000台(同:97,000台)、欧州は同2%減の93,000台(同:95,000台)、その他は同20%減の48,000台(同:60,000台)。

 今後の見通しについては、米中貿易摩擦および地政学的リスクなどに加えて、新型コロナウイルス感染症流行拡大の長期化の懸念から、先行きの不透明感が増しており、産業車両を取り巻く環境は、予断を許さない状況にある。次期見通しについては、合理的な算定が困難であるため、開示が可能となった時点で速やかに開示する予定。

 豊田自動織機(産業車両)2019年度データ

 豊田自動織機の2020年3月期決算短信

 補足説明資料

 決算説明会参考資料

 

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