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新しいコベルコSK130LC-11は、12〜14トンの油圧ショベルセグメントで高い水準を確立

 2020年4月30日

 Kobelco Construction Machinery Europe B.V.(KCME:コベルコ建機ヨーロッパ)は、SK130LC-11の登場をお知らせします。SK130LC-11は、Kobelcoの品質、効率、信頼性を象徴する日本製の油圧ショベルです。

 SK130LC-11は、絶え間ない技術開発と顧客からのフィードバックを反映し、精密な製造とハイテク設計の機械へと仕上がり、生産性の高い機械力、動作速度、洗練されたオペレーターの快適性、および燃料効率を提供する油圧ショベルが生まれました。

 絶え間ない技術開発により、SK130LC-11は12-14tオペレーティングクラスで最初のプレミアムKobelcoショベルになりました。この油圧ショベルは、いすゞ自動車R-4JJ1XDDV-A01エンジンを搭載しています。この最新世代のターボチャージャー付きディーゼルエンジンは、SCR(DEF)およびDPFシステムを備え、排出基準はステージVをクリアしています。2,999ccエンジンの機械的出力は78.5 kW(106.7 PS)であり、牽引力は141 kN、バケット掘削力は105.4kNなどクラス再考の作業性能を提供します。SK130LC-11は、バランスのとれたレイアウトとともに、卓越した持ち上げ能力と安定性を提供します。オプションの600 kgカウンターウェイトに加えて、ドーザーと二つ折れブームのオプションがあります。

 形状と機能の追求によって、オペレーターの快適性と安全性を含むすべての領域で作業効率を最大化するKobelco製品は生まれます。SK130LC-11のデザインには、直感的で使いやすい操作コントロールとシステムを備えた、現代の高級車のような現代的で広々としたキャビンが含まれています。

 10インチのカラーモニター(油圧ショベル業界で最大のキャブ内視覚情報画面)は、簡単にアクセスできる、プログラム化可能なメニュー機能や機械の位置情報を提供し、標準装備のアッパーデッキカメラから明確な後方・右側面をモニターできます。 LEDバックライト付き多機能ジョグタイプダイヤルで、すべてのモニター機能の操作が可能です。 LEDバックライトもすべてのコントロールスイッチに標準装備されています。

 改訂された油圧システムは、より短い水平方向のコントロールレバーの動きと連動してスムーズな油圧制御を促進します。この設計は、オペレーターの指、手首、腕のストレスと緊張を緩和すると同時に、正確な制御動作を提供します。新しいKobelcoブランドのGrammarシートは、丸一日座っていてもオペレーターが快適に姿勢を調整できるようにします。高温での作業に対抗するために、空調システムは、制御された気流の均一な流れのために2つの主冷却ダクト(キャビンの後ろに配置)とサブダクトを介して、望ましいキャビン温度を維持します。

 最新のテクノロジーはSK130LC-11全体に採用されており、使いやすさを考慮して設計されているため、作業効率が向上します。 7つの事前設定された油圧アタッチメントモード(バケット、ニブラー、チルトローテーター、ブレーカーなど)には、マスタージョグダイヤルと画面上の選択モードからアクセスできます。このシステムは、作業の多様性の範囲を拡大し、作業に適した正しい油圧性能を提供します。

   さらに、4つのカスタマイズ可能なモードが利用可能であり、サービスエンジニアが事前設定し、油圧操作の範囲を拡大することで、様々な作業に対応できます。また、クイックヒッチ油圧配管を標準装備しています。

 Kobelcoのこだわりは細部にわたります。その一例が、新しいFOPSレベルIIトップガードです。以前のトップガードは、安全とセキュリティのために常に固定されていました。ただし、この最新のトップガードには開閉可能な部分を設けることで、構造上の強度を損なうことなくガラスを清掃することができるようになりました。

 また、障害物との偶発的な接触のリスクをさらに最小限に抑えるためにシリンダーアームの安全弁の位置を変更したり、標準バケットの取り付けナットのサイズを、掘削力強化に合わせて変更するなどの工夫も施しました。容量が280リットルの大型燃料タンクにより、給油のための休止時間が短縮され、燃料の流出を防ぐためのEN規制に適合する燃料キャップも採用しています。フロントガラスに配置されたワイパーはスイープ接触面積が大きくなりました。ワイパーシステムには「1回限り」の使用の選択肢もあります。ドアの開閉とエンジンのオン/オフに反応する内部LED照明は、オペレーターの安全をさらに促進します。

 新しいSK130LC-11の導入について、プロダクトマネージャーのPeter Stuijt氏は次のように述べています。

 「SK130LC-11の英国およびヨーロッパ本土市場への導入は、Kobelcoによる非常に重要な決定です。12〜14トンのオペレーティングクラスは、小規模な請負業者、そして低ランニングコストで初期購入費も低価格、多用途で強力かつ経済的であるという点で生産性の高い軽量機械を専門とするレンタル会社に人気があります。 SK130LC-11は、これらの要件を十分に満たしています。

 また、ステージVに準拠しているということも強みとなります。最新の操作機能とオペレーターの快適性の向上とその他さまざまな特徴により生産効率が向上し潜在顧客の購入意欲を刺激します。そこにKobelcoの信頼性と耐久性が組み合わさり、SK130LC-11が顧客に選ばれることは間違いないでしょう。」

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

 

 

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