kikai-news.net

DMG森精機、オンライン会議システムを活用した「工作機械のデジタル立ち会い」を開始

 DMG森精機は4月28日、オンライン会議システムを活用した「工作機械のデジタル立ち会い」を開始したと発表した。

 以下、リリース原文。

 オンライン会議システムを活用した「工作機械のデジタル立ち会い」を開始

 DMG森精機は4月23日、オンライン会議システムを活用した「工作機械のデジタル立ち会い」を4月23日より開始しました。

 工作機械の出荷前には機械の外観や加工精度、加工物、システム動作などを、当社工場にて現物をお客様にご確認いただく「立ち会い」を多く実施しています。近年、工作機械単体だけでなく周辺機器も合わせた自動化、システム化案件の受注が増加しており、より複雑な 動作確認をするため立ち会いの重要性がますます高まっています。

 しかしながら、この度の新型コロナウイルス( COVID 19 )感染防止対策に伴う移動制限などにより、当社へお客様が来訪して、立ち会いを実施することが難しい状況が続いております。予定通り出荷ができなければ、お客様の生産スケジュールにも影響を及ぼします。

 そこで当社は、お客様との打ち合わせにも使用しているオンライン会議システムを活用 し、当社工場とお客様をつなぎ、出荷前の工作機械やシステムに取り付けた複数のカメラ映像をリアルタイムでご確認いただくことで、遠隔での立ち会いを実現します。ライブ接続 のため、お客様の質問やチェックポイントなど詳細な内容をその場でやり取りすることができ、現地による確認と遜色なく、実施することができます。立ち会いはお客様の機密情報を多く含むため、専用の回線を使用し当社社員のみで接続、配信するなど、セキュリティ面の対策をしています。

 新型コロナウイルス(COVID 19 )感染防止対策の緩和後も、海外を含む遠方のお客様が来社出来ない場合には、この 「工作機械デジタル立ち会い」をご提案していきます。さらに、これまで距離やスケジュールなどを理由に立ち会いを実施されていなかったお客様にも、このサービスをご利用いただくことで、お客様の満足度向上に繋げていきます。当社は今後も、 デジタルソリューションを通して、お客様の生産性向上に貢献してまい ります。

 ニュースリリース

 

モバイルバージョンを終了