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IHI、高度専門人材の雇用に特化したハイスキルドプロフェッショナル制度を新設

・社内人材との相乗効果による事業強化を目指す

 ㈱IHIは4月27日、先端技術分野や経営管理分野などにおける高度な専門性を有する人材の柔軟な雇用を実現するため、5月1日より、新たな雇用制度として、ハイスキルドプロフェッショナル制度を開始すると発表した。

 近年、デジタルトランスフォーメーションの進展や脱CO2・循環型社会の実現に向けた期待の高まりなど、急速に変化する事業環境の中で、IHIは既存事業の強化や新規事業の創出に取り組んでいる。このような変化に迅速に対応するためには、社外から、高度な専門性を有する人材を柔軟に確保する必要があり、IHIは従来の雇用制度に加え、高度専門人材の雇用に特化した新たな雇用制度を創設することにした。

 新たな制度は、科学技術やデジタル分野、各種コンサルティング分野などにおいて高度な専門性を有する人材を柔軟に雇用することを目指し、市場価値をベースとした報酬で雇用するとともに、専門性を十分に発揮してもらうため、マネジメント業務を行わず、勤務形態も業務特性に応じて設定することを可能とするなど柔軟な雇用契約を可能としている。この制度により、先端技術分野の専門家やAI・IoT分野におけるエンジニアなどを雇用するケースなどを想定している。また、研究開発や技術分野で世界的な第一人者として認められる社内人材を、同制度に転換して雇用することも可能。

  IHIは今後、同制度により雇用する高度専門人材と社内人材の相乗効果により、事業の強化や創出を加速させていく。また、同制度のみならず、人材育成や働きやすい職場づくりを促進し、多様な人材が能力を発揮できる環境を実現し、顧客への価値提供に貢献していく。

<制度の概要>

対象:・科学技術分野やAI/IoTなどのデジタル分野、その他学術分野などにおいて トップクラスの卓越した専門性や知見を有する人材

   ・各種コンサルティング分野において高度な専門性や知見を有する人材

報酬:年間総報酬として概ね2,000万円以上を制度の対象とする

 ※具体的な報酬や条件については、対象者の市場価値をベースとし、個別に設定する 

雇用形態:原則、有期雇用(最長5年)

 ※社内人材を転換する場合は無期雇用とする場合あり 

 ニュースリリース

 

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