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三井E&Sマシナリー、船舶用大型ディーゼルエンジンの2019年度生産実績を発表

 ㈱三井E&Sマシナリー(本社:東京都中央区)は4月20日、機械工場(岡山県玉野市)で2019年度に製造した三井-MAN B&W型低速ディーゼルエンジンの生産量が200基、362万馬力(前年度は164基、389万馬力)だったと発表した。

 三井E&Sマシナリーは1926年にデンマーク B&W社(現:MAN Energy Solutions社)とディーゼルエンジンに関する技術提携を結んで以来、世界のトップメーカーとして生産実績を積み重ね、累積生産馬力は1億馬力を超えている。なお、今年度(2020年度)の生産量は165基、375万馬力を予定している。

 また、玉野事業所機械工場内にシリンダー口径500mmの4気筒テストエンジンを設置し、IMO(国際海事機関) が進めるNOx3次規制やCO2削減に対応する製品を開発している。

 さらに、今後NOx規制、SOx規制や燃料多様化への対策を加速し、顧客の要望に柔軟に応えていける体制を構築する。

 三井E&SマシナリーはNOx規制対応ディーゼルエンジンやガス焚きディーゼルエンジンの受注実績を生かした受注活動を今後も展開し、これまで同様に、バルカーやタンカー、自動車運搬船、LPG船等向けさまざまなエンジンの受注にも注力している。

■三井-MAN B&W型低速ディーゼルエンジンの生産量及び生産予定

2008年度:214基・470万馬力

2009年度:218基・437万馬力

2010年度:221基・418万馬力

2011年度:220基・431万馬力

2012年度:187基・383万馬力

2013年度:164基・357万馬力

2014年度:181基・354万馬力

2015年度:181基・328万馬力

2016年度:180基・376万馬力 

2017年度:146基・377万馬力

2018年度:164基・389万馬力

2019年度:200基・362万馬力

2020年度:165基・362万馬力 *2020年度は予定

 ニュースリリース

 

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