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IHI検査計測、異常体温スクリーニングのためのFeverCheck™を販売

・赤外線熱画像カメラによる、オフィス・商業施設等でのウイルス感染リスク軽減

 ㈱IHIの子会社である㈱IHI検査計測(本社:神奈川県横浜市、以下IIC)は4月17日、AIによる顔認識機能により、対象者の体表面温度のみを瞬時に非接触で測定し、異常体温者を自動的に通知するシステム「FeverCheck」を4月20日から販売すると発表した。

 新型コロナウイルス等の感染流行下において、対象者に負荷をかけずに異常体温をスクリーニングするシステムは、接触による感染リスクを大幅に低減でき、社会活動の継続と流行の抑制に寄与するものと期待される。

 新たに販売を開始する「FeverCheck」は、歩行者を止めることなく、AIにより人間の顔を正確に特定することで、複数人の体表面温度を非接触で同時に測定でき、異常体表面温度者が通過した場合には、オペレータにリアルタイムで通知するスクリーニングシステム。オフィス、工場、学校、ホテル、商業施設、空港、駅、イベント会場など、多数の利用者が入場する場所でのスクリーニングを効率的に実施できる。

 IICは、IHIグループの研究開発・製造・建設・品質管理など多岐にわたる分野での検査・計測技術を担当するとともに、これまでに、税関・空港でのX線検査装置などのセキュリティ機器を多数納入している。IICが有する体表温測定技術を応用した「FeverCheck」の提供により、IHIグループは、新型コロナウイルスの感染流行の抑制と日本の社会活動の継続に貢献していく。

 詳細は、ニュースリリース

 

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