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三菱重工、インドネシアのジャカルタに現地法人、本格活動を開始

・社会インフラ整備事業における営業・サービス活動の強化を担う

・社名はPT. MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES INDONESIA、現地事務所の機能を強化

・営業・サービス活動を強化し、インドネシアにおけるプレゼンス向上へ

 三菱重工業は4月15日、インドネシアの首都ジャカルタに現地法人のPT. MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES INDONESIA(尼国三菱重工業株式会社)を設立、このほど本格活動に入ったと発表した。従来のジャカルタ事務所の同国における三菱重工グループ代表としての役割を引き継ぎ、機能を大幅に強化することで、同国における社会インフラ整備プロジェクトへの参画や三菱重工グループの各種技術・製品についての営業・サービス活動を強化していくのが狙い。

 新会社は、資本金50億ルピア(約4,000万円)で、シンガポール現地法人であるMitsubishi Heavy Industries Asia Pacific Pte. Ltd.(MHI-AP)と三菱重工が出資して設立したもの。これまでのジャカルタ事務所は、1984年の開設以来三菱重工グループ製品の販売促進・営業支援活動を展開。これに加え近年は、MHI-APが三菱重工グループのさまざまな技術・製品およびサービスをソリューションとして提案・販売する活動をアジア太平洋地域(APAC)各国において推進する中で、インドネシア市場向けの活動をサポートしてきた。新会社を通じてこれらの取り組みを一層強化し、社会インフラ整備プロジェクトへの参画をはじめ、より地域に根差した営業・アフターサービスの提供・推進などを統合的に実践できる機能を整えていく。

 新会社の社長には小林 信二氏が就任。4月より本格的に業務を開始した。

 三菱重工の常務執行役員でアジア・パシフィック総代表 兼 インド総代表を務める花沢 芳之MHI-AP社長は、次のように期待を示している。

 「このインドネシア法人の設立によって、同国のお客様や市場に密着し、より迅速かつきめ細かにご提案やアフターサービスをご提供することが可能となりました。これまでにジャカルタ事務所が構築したネットワークを深化させ、より同国に根差した活動を行うことで、ともに成長・発展していくことを望みます。」。

 三菱重工は、MHI-APと緊密に連携しながらインドネシア法人の活動を全面支援していく。

<PT. MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES INDONESIA の概要>

社長:小林 信二(コバヤシ シンジ)

所在地:12th Floor, Sentral Senayan II Jl. Asia Afrika No.8, Gelora Bung Karno, Senayan Jakarta 10270, Indonesia

電話:+62-21-5797-4430

 ニュースリリース

 

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