総合建設機械レンタル業の㈱アクティオ(本社:東京都中央区)は4月13日、ウイルス対策として、ユニットハウスに改良を加えた「仮設陰圧ハウス」を開発、2020年4月下旬から順次レンタルを開始すると発表した。
現在、国内外において新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、アクティオのコンセプトである、レンタルにコンサルティングを融合させた「レンサルティング」のノウハウを生かし、仮設型ユニットハウス「仮設陰圧ハウス」を開発した。
「仮設陰圧ハウス」は、内部の気圧を外部よりも下げ、病院でも使用されている排気用のHEPA(ヘパ)フィルターを設置、ユニットハウス内を前室と診察室に間仕切りした。前室には、小型集塵機付のエアーシャワーを完備し、からだに付着したウイルスやホコリなどを落とせ、診察室に入る前の準備部屋として使用する。
診察室は、室内の気圧を-2.5Pa(パスカル)以上に設定し、超微細粉塵対策集塵機で空気を循環させ、抗ウイルスのHEPA(ヘパ)フィルターを通して排気することで、ウイルスを外部に流出させることなく、診察室を清潔な状態に維持することができる。また、仮設型ユニットハウスのため、どこでもすぐに設置ができ、中長期間の使用が可能。
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