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ドイツのエンジンメーカーDEUTZ、新型コロナで欧州4工場は4月1~17日まで生産停止

・2020年の生産を削減、ガイダンスを撤回

・DEUTZはヨーロッパでの生産の大部分を閉鎖しており、短期間の労働を申請

・2020年のガイダンスは取り下げられており、現在更新できず

・起こり得るストレスシナリオに関して流動性を確保するために講じられた予防措置

 DEUTZ(ドイツ):2020年3月25日 

 革新的な駆動システムの世界的大手メーカーであるDEUTZは、ヨーロッパでの生産の大部分(CologneUlmHerschbachZafra:ケルン、ウルム、ヘルシュバッハ、ザフラ)を、最初は2020年4月1日から4月17日まで停止します。DEUTZグループの顧客の多くは、すでに生産を停止しているか、近い将来にそうする予定です。

 この行動は、従業員を保護するためにも取られています。また、社員代表との協議の上、短時間勤務を申請します。

 このような背景から、急速に発展するコロナウイルスの危機の中で、DEUTZは2020年のガイダンスを取り下げています。ビジネスへの影響の程度を評価することはまだ不可能であるため、ガイダンスを更新することは現在不可能です。DEUTZは、コロナウイルスのパンデミックによる可能性のあるストレスシナリオに関して、DEUTZが十分な流動性を確保するための予防策をすでに講じています。

 DEUTZ AG管理委員会の会長であるFrank Hiller(フランクヒラー)博士は次のように説明しています。

 「コロナウイルスの危機により、これらの対策を講じる必要が生じています。これまでのところ、私たちのDEUTZ AGサイトで確認されたコロナウイルスの症例はありませんでした。当然のことながら、そのままにしておく必要があります。従業員の健康は私たちの努力の焦点です。さらに、従業員間の最小距離を確保するための予防措置により、現在、組立エリアで効率的な生産が不可能になっているため、生産の大部分を一時的に閉鎖することを決定しました。」

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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