三浦工業(本社:愛媛県松山市)は3月18日、新型UF膜ろ過装置「WU-AK」を2020年4月より販売開始すると発表した。
近年、水資源の有効利用の必要性や高騰する上下水道料金への対応のため、排水のリユースがますます重要になっている。工場排水は汚れが著しく、水質変動も大きいため、リユースすることに課題が多くあった。
今回発売する新型UF膜ろ過装置「WU-AK」は、最新の中空糸限外ろ過膜(UF膜)モジュールを採用しており、優れた高濁度対応性で、水質変動の大きい工場排水においても、安定したろ過水の供給が可能。さらに高回収運転も可能にする。冷水をリユースし冷却用電気代の低減で年間40%のコスト削減する事例、ろ過の逆洗排水のリユースで下水代を削減する事例などもあり、経済効果も創出できる。
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