㈱日本製鋼所は3月5日、Burckhardt Compression AG（スイス、以下BC社）の100％子会社であるブルックハルトジャパン（本社：横浜市西区）に対し、圧縮機事業を譲渡すると発表した。
日本製鋼所は、樹脂機械事業をコアビジネスと捉え、一層の伸長を図るべく経営資源を投入し、推進している。今回、圧縮機事業を譲り渡す相手先の親会社であるBC社は、かつて日本製鋼所が圧縮機製造技術を取得した当時のライセンス元の後継企業であり、産業用圧縮機専業メーカーとして多種多様な圧縮機をラインアップとして有し、世界にサービス拠点を広げて事業展開している。
今回の案件により、日本製鋼所の圧縮機事業を、圧縮機の専業メーカーとして世界展開するBC社に引継ぐと同時に、今後、日本製鋼所として、伸長が期待できる事業への経営資源の投入を一層加速させていく。なお、事業譲渡の時期は譲渡条件が充足次第、速やかに行うとしている。
＜ブルックハルトジャパン株式会社の概要＞
所在地：横浜市西区みなとみらい4-4-2 横浜ブルーアベニュー5F
代表者の役職・氏名：代表取締役社長 山本健一
事業内容：往復動圧縮機の販売、部品・保守サービス
設立年月日：2002年09月02日