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国際協力銀行(JBIC)、大成工業(埼玉県)が中国で実施する金属加工製品事業に融資

 国際協力銀行(JBIC)は3月2日、㈱大成工業(本社:埼玉県、古屋立夫社長)の中国法人Dacheng Industry (Zhangjiagang) Machinery Co., Ltd(以下DIM)との間で、融資金額8,680千人民元(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は、「成長投資ファシリティ*1 /海外展開支援ウインドウ」のもとで、埼玉りそな銀行との協調融資により実施されるものであり、協調融資総額は12,400千人民元相当となる。

 この案件は、DIMが中国の江蘇省張家港市において実施する金属加工製品等の製造・販売事業に必要な資金を、現地通貨建てで融資するものであり、DIMの工場増設に充てられる。

 大成工業は、板金加工等による金属製品の製造・販売を行う中小企業で、2005年に中国にDIMを設立し、グローバルな生産体制を強化してきた。大成工業は、DIMを通じて金属加工製品等の製造・販売事業を拡大することで、中国における事業拡大を企図している。融資は、こうした大成工業の海外事業展開を人民元建て融資にて支援することで、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、中国等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

 ニュースリリース

 

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