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クボタ、産業用大型ディーゼルエンジンの開発に着手、最大クラスの300馬力帯の市場に参入

・2023年から量産化

 ㈱クボタは3月2日、欧州排ガス規制(欧州StageV:2019年より)に適合した、新しいディーゼルエンジン「S7509(排気量7.5L):画像」の開発に着手、2023年から量産化すると発表した。2020年3月10日より、米国ラスベガスで開催されるコンエクスポ2020(CONEXPO CON/AGG)に参考出展する。

 クボタは、建設機械・産業機械メーカーからの多様なニーズに応え、100馬力以下の産業用ディーゼルエンジンで世界のトップシェア(※1)となる。2017年に発表した200馬力帯のV5009に加え、300馬力帯までラインナップを拡充し、300馬力以下で世界No.1の産業用エンジンメーカーを目指す。※1 クボタ調べ

 クボタは産業用小型ディーゼル・ガソリンエンジンメーカーとして長年培ってきた高い技術力を生かし、農業機械や建設機械、産業機械が対象となる日米欧の最新排出ガス規制に適合したエンジンを早期に開発、欧州・北米(EPA※2、CARB※3)、日本など各国の認証を取得し、市場投入を行ってきた。

 全世界で地球環境の保全意識が高まり、エンジンの排出ガス規制が各国にて年々強化される中、各建設機械、産業機械メーカーには、最新の規制に適合したエンジンの搭載が義務付けられ、排ガス後処理装置の採用など様々な排出ガス対応が求められている。

 新製品S7509は、2019年よりPM粒子数が規制された欧州 Stage Vに適合するエンジンとして市場投入する。

※2 EPA(Environmental Protection Agency):米国環境保護庁。市民の健康保護と自然環境の保護を目的とするアメリカ合衆国連邦政府の行政機関。

※3 CARB(California Air Resources Board):米国カリフォルニア州大気資源局。カリフォルニア州の大気汚染を防止するカリフォルニア州政府の行政機関。

 詳細は、ニュースリリース

 

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