㈱クボタは2月28日、複数の農業機械を保有・運用する担い手農家の管理者が離れたところでも農業機械の稼働状況を確認できる「MY農機」に、パソコン向け専用機能を追加すると発表した。
近年、担い手農家は規模拡大が進み、複数の農業機械を同時に稼働させることも多いため、オペレーターが操作する各機械の状態や作業の進捗状況を効率的に把握・管理する必要性が高まっている。また、排ガス規制の強化に伴い、DPF(排気微粒子除去フィルター)や尿素水タンクが農業機械に搭載されたことで、顧客が機械をリアルタイムに見守り、状況に応じて自身で必要な処置を行うことが重要になってきている。
クボタでは、2019年4月より、顧客が自身で機械の現在位置や稼働状況、燃料消費量や尿素水残量の確認、更に直近2ヶ月間の作業内容を振り返ることが可能な「MY農機」スマートフォン向けサービスの提供を開始したが、今回、新たにパソコン向けの専用機能を追加する。
「MY農機」は、KSAS(クボタスマートアグリシステム)営農コース会員に限らず、直接通信ユニット搭載KSAS対応機を購入した全ての顧客へ提供可能な稼働情報管理サービス。
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