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クボタ、「国際農業電子財団」のコアメンバーに日本企業として初選出

 ㈱クボタは2月20日、国際農業電子財団 Agricultural Industry Electronics Foundation(以下AEF)のコアメンバーに選出されたと発表した。コアメンバーへの選出は、日本の農業機械メーカーとして初となる。

 AEFは、農業機械の技術革新と電子化プロセスの標準化を目的とする国際団体。これまでAEFには、2012年にクボタグループに入ったインプルメントメーカーであるクバンランド社が設立当初からコアメンバーとして参画していた。クバンランド社は農業機械の国際通信規格ISOBUS※を開発するなど、長年にわたり農業機械の進歩に尽力してきた。

 昨年7月に欧州イノベーションセンターを設立し、他社とのパートナーシップ強化を推進するなか、クバンランド社に代わってクボタがコアメンバーに入った。今後もクボタグループはAEFの活動をリードし、農機業界の発展に貢献していく。

 ※ISOBUS:トラクタとインプルメントの連動制御に利用されるデータ通信に関する国際標準規格。

■AEFについて

 2008年にグローバルに事業展開する農機メーカー7社によって設立された。メーカーの枠を超えて、農業機械の電動化、電子制御に関するプラットフォームを構築することを目的としている。現在は11社のコアメンバーと約200社のゼネラルメンバーから構成されている。 

 画像:トラクタにけん引される牧草用のインプルメント。

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