VDMA(ドイツ機械工業連盟):2020年2月6日
・全体として、2019年はドイツの機械工学企業にとって残念な年でした。 前年と比較して、2019年の注文書全体では、9パーセントの実質的な減少を示しています。
年末も例外ではなく、驚きもありませんでした。 2019年12月、注文は前年のレベルから実質7%減少しました。最終月の国内注文は5%減少し、海外からの注文は7%減少しました。
VDMAの経済専門家であるOlaf Wortmann(オラフ・ウォルトマン)氏は次のように述べています。
「2019会計年度全体を見ると、注文帳簿の大幅な減少が明らかになっています。全体的に、機械工学業界では国内注文が9%減少し、外国注文も9%減少しました。要約すると、2019年はドイツの機械およびプラントエンジニアリング業界にとって経済的に悲観的な年でした。特に、国際貿易紛争、保護主義の拡大、ブレキサイトの冒険、自動車産業の広範囲にわたる構造変化が不確実性をもたらしました。
ユーロ諸国からの受注は2019年にマイナス8パーセントを示し、非ユーロ諸国からの注文は9パーセント少なくなっています。特に、国際貿易紛争、増加する保護主義とブレキサイトの冒険、ならびに自動車産業の広範囲にわたる構造変化は、不確実性と投資への抵抗をもたらしました。2019年10月から12月までの3か月間の比較では、注文は前年に比べて実質11%減少しました。 国内の注文は11%減少し、海外からの注文は10%減少しました。 ユーロ圏からの注文は11%減少し、非ユーロ諸国からの注文は10%減少しました。」
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。