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三菱重工、2019年4~12月期売上は427億円減の2兆8,565億円、通期は4兆1,500億円に修正

<今期実績及び通期見通し>

・受注高は、パワードメイン(火力)の増加により、前年同期を上回った。

・売上収益及び定常収益(SpaceJetを除く)は概ね前年同期並み。

・通期見通しは、米中貿易摩擦等の市況悪化による影響を反映し、インダストリー&

社会基盤ドメインを下方修正。

・南ア和解によるB/SP/LC/Fへの影響の一部は第4四半期以降に反映予定。

・年間配当は前年度比20円増配の150円の予定(期首計画から変更なし)。

 三菱重工業26日発表した20203月期第3四半期(4~12月)連結業績によると、受注高は、パワードメイン(火力)の増加により前年同期を上回ったことにより、全体では前年同期に比べて1,741億円増収の26,634億円、売上収益は前年同期に比べて427億円減少の28,565億円となった。また、事業利益は、前年同期に比べて925億円減少の127億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前年同期を660億円上回る1,014億円となった。

 三菱重工2019年4~12月期データ

2019年度第3四半期決算実績 ハイライト

<決算トピックス:SpaceJet関連>

SpaceJetの量産初号機の引き渡し予定時期は2021年度以降となる見通し。

・第3四半期累計で、過年度資産計上額(減損)及び当期損失額の合計△1,753億円を

事業損失に、33億円を当期利益(親会社の所有者に帰属する四半期利益)に計上した。

・当期利益については、過年度損失累計額及び当期損失計上額に対する繰延税金資産

1,780億円)を計上した。

・通期では、事業損失△2,700億円、当期損失△600億円となる見通し。

・通期見通しに変更はなし。

・フリーキャッシュフローについては、投資の増加及び営業債務、契約負債の減少により、前年同期を下回るが、通期見通しに変更はなし。

・中間配当は前年度比10円増配の75円。(年間では前年度比20円増配の150円の予定)

2019 年度の業績見通し

 2019年度の業績は、受注高4500億円(前回予想:43,000億円)、売上収益43,000億円(同:43,000億円)、事業利益0(同:2,200 億円)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,000億円(同:1,100 億円と修正した。

 為替レートの前提は、1ドル110 円、1ユーロ120円。

 三菱重工業の20203月期第3四半期決算

 第3四半期決算説明資料

  

 

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