kikai-news.net

GSユアサ、ブルーエナジー第二工場建設を決定、ハイブリッド車用リチウムイオン電池の生産能力を拡大

 ㈱GSユアサ(本社:京都市南区)は1月29日、2021年以降に見込まれるハイブリッド車の需要拡大に対応するため、ハイブリッド車用リチウムイオン電池の生産能力を拡大すると発表した。子会社である㈱ブルーエナジー(本社:京都市南区)の現工場の生産ライン強化に加え、同一工場敷地内にブルーエナジー第二工場を建設することで、2023年度までに現在の倍以上の生産能力に引き上げる計画。新工場は2022年度の稼働開始を目指す。

 地球環境負荷低減の取り組みの1つとして自動車の電動化が進められているが、当面は環境性能と価格のバランスに優れたハイブリッド車が日系自動車メーカー各社を中心に欧州、北米、中国で増加すると予測されている。

 GSユアサは2009年にハイブリッド車用の高性能リチウムイオン電池の開発・製造・販売を行う合弁会社 ブルーエナジーを設立し、これまでにハイブリッド車100万台分以上の電池を安定的に供給してきた。これらの豊富な実績と高度な技術力で、環境対応車の普及拡大に貢献していく。

<株式会社ブルーエナジー>

設立年月:2009年4月1日

所在地:(本社)京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場町1番地

     (工場)京都府福知山市長田野町1丁目37番 (GSユアサ長田野事業所内)

資本金:75億円

出資者および出資比率:株式会社GSユアサ 51%、本田技研工業株式会社49%

事業内容:高性能リチウムイオン電池の製造・販売、および研究開発

<新工場の概要>

土地面積:約 8,600㎡

工場延床面積:約30,000㎡

生産能力(年間):足元 約20,000千セル/年、2023年度 約50,000千セル/年(予定)

 画像:新工場の外観(イメージ)

 ニュースリリース

 

モバイルバージョンを終了