・三菱商事ライフサイエンスと合弁会社「九州エキス株式会社」を設立
・新規事業領域の畜肉エキス調味料へ取組み開始
九州エキスは、伊藤ハムグループ会社の隣接地に建設する。グループ会社や近隣の食肉加工場から新鮮な国産原料(豚骨、牛骨、鶏骨など)を調達し、畜肉エキスや調味料製品を製造する。
新工場は、女性の社会進出や共働き世帯の増加など、昨今の人口動態・社会構造の変化により伸長している中食・外食市場で使用されるエキス調味料の需要拡大に対応する。また、地域の畜産資源に付加価値を与えるとともに、地域の雇用創出にも寄与していく。
伊藤ハムは、伊藤ハム米久ホールディングスグループ「中期経営計画2020」において事業規模拡大として成長市場対応強化を掲げており、今回の新規事業領域への参入を通じて、さらなる伊藤ハムグループの競争力強化を目指していく。
<九州エキス株式会社>
代表者:代表取締役社長 鳥居 研志
所在地:鹿児島県曾於郡大崎町菱田3689 番地
設立日:2019年11月1日
資本金:4億円
出資比率:伊藤ハム株式会社50%、三菱商事ライフサイエンス株式会社50%
事業内容:畜肉エキス、調味料製品の製造・販売
<新工場の概要>
名称:九州エキス株式会社 本社工場
建設予定地:鹿児島県曾於郡大崎町菱田3689 番地
建設概要:地下2階(鉄骨造)
土地面積:12,000㎡
延床面積:4,300㎡
生産品目:畜肉エキス(加塩濃縮品)、調味料製品(たれつゆ・ソース、ラーメンスープなど)
生産能力:約4,000トン(年間)
工事着工予定:2020年4月
本稼働開始予定:2021年4月
設備投資額:約30億円
<三菱商事ライフサイエンス株式会社>
所在地:東京都千代田区有楽町一丁目1番3号
創業:1954年
発足:2019年
資本金:1,399百万円
代表者:代表取締役社長 藤木 洋
事業内容:調味料、糖アルコール、甘味料、品質改良剤、酵母エキス、酵母関連素材、製菓・製パン資材、調理・製菓用酒類、健康素材等の製造、加工、売買、輸出入及び研究開発