利益面は売上高が減少したことから、営業利益は12億3,700円(前年同期比17.1%減)、経常利益は12億3,600万円(同20.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億600万円(同26.7%減)となった。
■製品別の売上の状況
[射出成形機] 射出成形機は、第2四半期連結累計期間までは、国内は容器類などの生活用品関連や自動車関連向けの売上が増加した。また、海外では欧州や米州での生活用品関連向けの売上が増加した。しかし、第3四半期連結会計期間の売上は国内・海外ともに減少した。その結果、売上高は185億8,500万円(前年同期比 6.3%増)となった。
[ダイカストマシン] 自動車関連向けを中心とするダイカストマシンについては、国内の売上は減少した。また、海外では中国の売上が減少した。その結果、売上高は50億2,300万円(前年同期比20.9%減)となった。
なお、2020年3月期通期の業績予想については、売上高309億円(前期比2.8%減)、営業利益15億5,000万円(同:24.6%減)、経常利益22億円(同:28.9%減)、株主に帰属する当期純利益9億3,000万円(同:30.8%減)と2019年10月25日公表値を据え置いている。