・脱ディーゼルの進む欧州で事業性を検証し、製品化を目指す
自動車におけるEV化の世界的な流れの中、ディーゼルエンジンを搭載した農業機械を主力事業とする当社も将来を見据えて、モーター、インバーター、バッテリーパックなどの電動機器関連の情報収集および研究開発を進めてきた。
フランス・パリ市が2024年にディーゼル車両乗り入れを禁止することを表明するなど、欧州を中心に脱ディーゼルエンジンの動きが加速していることをふまえ、現行のコンパクトトラクタをベースとする試作機を製作し、現地ニーズの抽出を行うこととした。同時に、建設機械においても脱ディーゼルや極低騒音用途を視野に、電動機器の主要コンポーネントをトラクタと共通化した試作機を製作した。
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