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ZMP、自動運転警備ロボット「PATORO®」を発表

・低速自動運転モビリティに新ラインナップ、導入を希望するパートナー事業者の募集を開始

  ㈱ZMP(本社:東京都文京区)は12月24日、低速の自動運転モビリティに新たなラインナップを追加し、警備ロボット「PATORO®」を発表。導入を希望するパートナー事業者の募集を開始すると発表した。

 ZMPではこれまで、早期の実用化が期待される低速の自動運転モビリティとして、物流のラストワンマイルの社会課題を解決する宅配ロボットCarriRo® Deli、人の移動を自由にする移動のパートナーRobocar® Walkを開発してきた。

 新たにラインナップに加える警備ロボットPATORO®は、警備業務における省人化、効率化とともに、人々の安心なくらしの実現に貢献する。

 自動運転警備ロボットPATORO®は、これまでにZMPが開発した低速自動運転モビリテ(CarriRo® Deli、Robocar® Walk)と共通のプラットフォームを採用し、ZMPが得意とする高度な自律移動技術とともに人とのコミュニケーション機能を有する。

 現在、宅配ロボットCarriRo® Deliは屋外環境のほか、オフィスビル内でのエレベーター連携による縦移動など、屋内環境での活用も加速している。また移動のパートナーRobocar® Walk は、多数の人々や車両が行き交う歩道や横断歩道など、公道での安全でスムースな走行実績を積み重ねてきている。これらの技術を応用することで、屋内屋外を問わず多様な環境で警備業務に活用することが可能となる。

 これまでのラインナップで最もコンパクトなため屋内での小回りも効くロボットとなり、カメラによる映像監視や記録、騒音や異常音の検知、警告、火災検知など、周辺監視や巡回警備等に必要な機能を搭載し、2020年5月サービス開始予定。ビル管理、施設管理、地域の見回りなど、導入に向けたパートナー事業者を募集する。

 ZMPは、今後これらの低速自動運転モビリティが新たな社会インフラサービスの一環となることを目指し、量産化に向けて取り組んでいく。

 ニュースリリース

 

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