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鍛圧機械、2020暦年受注は前年比1.5%増の3,350億円と予想

 日本鍛圧機械工業会:2019年12月18日

概 況:2020暦年の受注予想は3,350億円、前年比1.5%の微増と予想。米中貿易摩擦による世界経済下押し圧力及び自動車産業の構造改革に伴う設備投資の様子見が、年央から回復に向うと予想。特に国内は、建設業界を中心に高水準の需要が続いている。また自動車のEV化に伴う生産設備の新規需要、人手不足に対応した自動化、更にIoTを駆使した自動化・効率化による戦略的設備投資の需要を牽引すると予想。

 海外は米中の貿易摩擦の終息が読み切れないが、米国の大統領選を控えての緩和等に期待する。地域では、米国、東南アジアが堅調に推移と予想。

機種別

 プレス系は1,350億円、前年比2.3%増と予想。国内はEV化対応及びIoTを含めた自動化・効率化投資への更新需要が高いと予想。海外は北米、中国、東南アジアの自動車関連大型設備投資の回復に期待。

 板金系は1,150億円、前年比0.9%増と予想。国内は、引き続き社会インフラ、建設機械、食品機械及び医療機械向の内需は底堅い。海外は、東南アジア特にベトナムに期待。サービスは850億円、前年比1.2%増と見る。

国 内:

 国内は1,500億円、前年比3.4%増と予想。国内設備投資は、EV、IoT・AI・ロボット関連、建設機械業界及び自動車関連業界も堅調。インバウンド需要に伴う宿泊施設、インフラ再整備及び5G関連投資などに期待。

輸 出:

 輸出は1,000億円で前年比1.0%の微減。米中の貿易摩擦の終息の不透明化に加え既存自動車販売の低迷に伴う設備更新需要の減速が懸念。EV関連の大型設備投資及び東南アジア等の家電、農業機械に期待。

 ニュースリリース(エクセルデータ・グラフ)

 

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