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JFEエンジニアリング、ドイツCAT製発電用「MWMガスエンジン」の販売権を取得

 JFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区)は12月16日、Caterpillar Energy Solutions GmbH社(本社:ドイツ・ マンハイム市、以下CES社)との間で、同社が製造する高効率発電用ガスエンジンを、JFEエンジニアリングが日本で販売しアフターサービスを行う契約を締結したと発表した。

 JFEエンジニアリングは1979年以来、ガスエンジンの販売・アフターサービスを行っている。今回の契約により、140年の歴史を持つドイツの旧MWM社(※)(2011年に米キャタピラー社が買収)が製造する400kW級、600kW級、800kW級のMWMブランドのガスエンジンを、JFEエンジニアリングの販売ラインアップに加えた。

 MWMガスエンジンは、都市ガスまたはバイオガスを燃料として使用でき、同出力規模では世界最高クラスの発電効率を有する。環境負荷が少ないガスを燃料とした高効率かつコンパクトなエンジンで、分散型発電機として自家用発電などに使える。

 JFEエンジニアリングは、環境負荷低減に貢献する高効率ガスエンジンを提供することにより、さまざまな顧客のニーズに応えていく。

※ 旧MWM社は、自動車の発明者として知られるカール・ベンツによって1871年に創業された会社をベースとしており、1880年に初めてのガスエンジンを製造した。2011年に米キャタピラーのグループとなり、2013年に現在のCES社に社名変更している。

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