現地筋によると、中国工程机械(建設機械)工業協会が最近発表した2019年11月の油圧ショベル販売台数は、前年同月比21.7%増の19,316台(2018年11月:15,877台)となった。うち国内は前年同月比21.2%増の17,159台(同:14,160台)、輸出は9カ月連続で2,000台を上回り、同25.6%増の2,157台(同:1,717台)だった。また、外資系をベースとされる日立建機の調べによると、11月の販売台数は前年同月比1%減、コマツのKOMTRAXデータによると、11月の機械稼働率は前年同月比1.8%増の135.5(前年同月:133.1)だった。
2019年1~11月の販売実績は、前年同期比15.0%増の215,538台(2018年同期:187,393台)となった。うち国内は、前年同期比12.8%増の191,839台(同:170042台)、輸出は、前年同期比36.6%増の23.699台(同:17,351台)だった。
中国の油圧ショベル2019年11月および累計データ
11月のクラス別(国内販売)によると、大型機(30トン以上)は前年同月比6.6%増の2,455台(前年同月:2,302台)、中型機(13~30トン)は同18.5%減の3,638台(同:3,071台)、小型機(13トン以下)は同22.2%増の11,066台(同:9,057台)だった。
1~11月(国内販売)では、大型機が前年同期比7.7%増の27,613台(同:25,648台)、中型機は同8.3%増の48,181台(同:44,469台)、小型機は同16.1%増の116,045台(同:99,925台)だった。