IHIは、木質バイオマス燃焼技術に関して、混焼率25%以上(熱量比)の発電用ボイラ2基を納入するなど高い評価を受けており、その既存技術を活用したプロジェクトとなる。
木質バイオマスは、カーボンニュートラルなエネルギー資源として、地球温暖化防止のための低炭素社会の実現に役立つことが期待されている。IHI資源・エネルギー・環境事業領域では、長期的な目標として「国内外のお客さまのCO2排出量を現行の50%削減」することを掲げた。今後も、発電設備のさらなる高効率化、CO2回収・貯留・有価物への転化の開発などを含め、資源・エネルギー・環境領域における積極的な事業展開を通じて、“脱CO2・循環型社会”の実現に貢献していく。
画像:鈴川エネルギーセンター火力発電所の外観