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アマダ、高速・高機能ベンディングマシン「HRB」シリーズを日米同時発売

・操作性の向上と全自動金型自動交換装置の搭載により、人手不足や変種変量生産に対応

 ㈱アマダは11月26日、高速・高機能ベンディン グマシン「HRB」シリーズを、日本および北米にて11月から発売する。今後、グローバル市場へ 順次展開していく予定。

 「HRB」シリーズは、スキルや年齢、性別、国籍などにかかわらず、簡単に曲げ加工ができるベンディングマシン。NC装置の「AMNC 3i」には、加工プログラムを容易に作成できる「LITEモー ド」を新たに搭載した。23言語に対応し、タッチパネル上でナビゲーションに沿って曲げ加工の設定が直感的にできるため、個人の能力や経験に依存することなく、高精度の加工が可能。さらに、同シリーズには、全自動金型交換装置を標準搭載した機種をラインナップした。金型選定と交換に加え、熟練技能を要する複雑な金型レイアウトも自動化します。板金加工において難しいとされる曲げ工程を効率良く進めることができる。

 近年の少子高齢化に伴う人手不足に加え、日本の板金加工現場では、熟練技能者の引退に より、外国人や女性など多様な人材が増えつつある。熟練技能者の不足は、北米の現場でも 深刻化している。

 一方で、昨今変種変量生産への要求の高まりなどから、板金加工の切断工程では、機械の高 速・自動化が進み、生産性が飛躍的に向上した。しかし、次の曲げ工程には、加工プログラム の作成や適切な金型選定と交換、試し曲げといった角度の精度補正などが必要となる。この ように曲げ工程は、複数かつ複雑な作業が多く、多くの現場でボトルネックになっている。

販売開始時期:2019年11月

販売目標:年間250台

価格:HRB-1303=20,760 千円~、HRB-1003ATC=47,400 千円~

 ニュースリリース

 

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