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安川電機、食品仕様の人協働ロボット「MOTOMAN-HC10DTF」を販売開始

・塗装片混入リスクを排除した表面処理で食品衛生への対応力を強化

 ㈱安川電機は11月26日、人協働ロボットの新たなラインアップとして、食品製造ラインへの導入が可能なMOTOMAN-HC10DTF(可搬質量10kg、最大リーチ1200mm)を販売開始すると発表した。
 

 近年、人手不足が深刻な食品業界では、安全柵なし(※1)で人と並んで作業ができる人協働ロボットのニーズが高まっている。しかし食品に直接触れる製造ラインなどでは、衛生面の課題があることからロボットの導入が難しく、人手に頼ることが多いのが実状。そのような課題に対し、ロボットの表面に特殊なメッキ処理を施すことでロボット全体の洗浄にも対応するとともに、食品グリースを採用するなど、食品製造ラインで求められる安全性や衛生面へ配慮した人協働ロボットMOTOMANHC10DTFを製品化した。

 従来の人協働ロボットMOTOMAN-HCシリーズと同様に、安全柵が不要なことから狭いスペースにも設置できるほか、安全機能や簡単な操作など、ロボット操作に不慣れな方でも容易に導入が可能。「食の安全」に対する関心が高まる中、食品製造ラインへの人協働ロボットの導入を実現します。さらには、食品分野にとどまらず、薬品・化粧品の搬送など、様々な工程において多様化する顧客の要望に応える。

※1 安全機能により安全柵なしのシステム構築が可能ですが、全てのケースにおいてリスクアセスメントを実施する必要がある。

 ニュースリリース

 

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