現地筋によると、中国工程机械(建設機械)工業協会が最近発表した2019年10月の油圧ショベル販売台数は、前年同月比11.5%増の17,027台(2018年10月:15,274台)となった。うち国内は前年同月比10.2%増の14,870台(同:13,492台)、輸出は8カ月連続で2,000台を上回り、同21.0%増の2,157台(同:1,782台)だった。また、外資系をベースとされる日立建機の調べによると、10月の販売台数は前年同月比は15%減、コマツのKOMTRAXデータによると、10月の機械稼働率は前年同月比13.6%減の128.5(前年同月:148.7)だった。
2019年1~10月の販売実績は、前年同期比14.4%増の196,222台(2018年同期:171,516台)となった。うち国内は、前年同期比12.1%増の174,680台(同:155,882台)、輸出は、前年同期比37.8%増の21,542台(同:15,634台)だった。
中国の油圧ショベル2019年10月及び累計実績
10月のクラス別(国内販売)によると、大型機(30トン以上)は前年同月比15.7%増の2,221台(前年同月:1,919台)、中型機(13~30トン)は同2.3%減の3,293台(同:3,372台)、小型機(13トン以下)は同14.1%増の9,356台(同:8,201台)だった。
1~10月(国内販売)では、大型機が前年同期比6.5%増の25,158台(同:23,616台)、中型機は同7.6%増の44,543台(同:41,398台)、小型機は同15.5%増の104,979台(同:90,868台)だった。