鹿児島県は11月5日、霧島市が10月9日、日本エア・リキード(本社:東京都港区)、鹿児島オキシトン(本社:東京都港区)と立地協定を締結したと発表した。今回の締結で合併後63件目となる。引き続き、霧島市は市内雇用の創出や経済の活性化、産業振興を図るため積極的に企業誘致活動を展開していく。
日本エア・リキードは、明治40年、日本初となる酸素製造事業を開始して以来、100年以上にわたり産業ガス業界のパイオニアとして日本の産業発展に貢献している。昭和53年3月には共同出資により窒素ガスや液化窒素、液化酸素、水素ガスの生産、販売を展開する鹿児島オキシトンを設立した。
今回の工場増設・更新は、老朽化した製造プラントの更新と、液化アルゴンの製造等に関する事業の拡大を目的に計画されたもの。今回の工場増設等により、地域における産業振興はもとより、地域経済の浮揚発展に大きく寄与するものと期待される。
<増設・更新工場の概要>
工場名:鹿児島オキシトン株式会社国分工場
所在地:霧島市国分山下町1718番地3(既存敷地内)
建築面積:1,763㎡
着工予定:2019年10月
操業予定:2023年1月
投資額:約52億円(工場の増設・更新)
事業内容:窒素ガス、液化窒素、液化酸素、水素ガス、液化アルゴンの生産
<日本エア・リキード株式会社鹿児島支店の概要>
所在地
(本社)東京都港区芝浦三丁目4番1号グランパークタワー
(支店)霧島市国分山下町1718番地3
代表者:代表取締役 矢原史朗(ヤハラシロウ)
従業員数:7名
事業内容:工業用ガスの販売
操業開始:昭和53年4月
<鹿児島オキシトン株式会社国分工場の概要>
所在地
(本社)東京都港区芝浦三丁目4番1号グランパークタワー
(工場)霧島市国分山下町1718番地3
代表者:代表取締役 杉山光(スギヤマヒカル)
従業員数:6名
事業内容:窒素ガス、液化窒素、液化酸素、水素ガスの生産
操業開始:昭和54年1月