■経営成績に関する説明
なお、のれん償却等の影響を除くと、営業利益は93億7千3百万円(前年同期比6.5%増)となり、営業利益率は4.5%となっている。また、2019年7月1日にその全株式を取得したEquipment Depot,Inc.については、三菱ロジスネクストと被取得企業との四半期連結決算日の差異が3か月を超えないことから、貸借対照表のみを連結しているため、第2四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に被取得企業の業績は含まれていない。
■セグメントの業績
<国内事業> 国内事業は、フォークリフト販売台数は減少したものの、その他の物流関連製品の増加及びサービス売上の増加により、売上高は889億5千3百万円(前年同期比2.8%増)となった。セグメント利益については、売上の増収を受け、13億4千2百万円(同33.0%増)となった。
なお、のれん等償却の影響を除くと、セグメント利益は37億1百万円(同10.1%増)となっている。
<海外事業> 海外事業は、米中貿易摩擦の影響を受け米州及び中国において売上を減少させ、売上高は1,181億3千3百万円(前年同期比8.4%減)となった。セグメント利益については、前年同期の資材費及び輸送費高騰等の影響を価格に転嫁できたことなどから、37億5千万円(同10.9%増)となった。
なお、のれん等償却の影響を除くと、セグメント利益は56億7千2百万円(同4.3%増)となっている。
■2020年3月期の見通し
2020年3月期連結業績予想については、売上高4,900億円(前期比9.3%増)、営業利益140億円(同6.4%増)、経常利益130億円(同5.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益70億円(同1.1%減))と、2019年8月5日公表の連結業績予想を据え置いた。