営業利益は前年同期を10億12百万円(46%)上回る32億11百万円、経常利益は前年同期を10億83百万円(46%)上回る34億61百万円となった。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期を7億17百万円(42%)上回る24億22百万円となった。
■経営成績に関する説明
4~9月における国内経済は、雇用・所得環境の改善、個人消費の持ち直しなどが見られるが、製造業の輸出減少や円高などの環境悪化の影響により、企業収益については先行き慎重な見方となっている。海外経済も、米国の保護主義的な通商政策の長期化、中国経済減速の先行き、中東情勢などの地政学的リスクへの懸念などがあり、先行きの不透明感が払拭されない状況にある。
このような環境の中、特装車の販売について、4~9月期では、排ガス規制による一時的な需要の高まりにより、レンタル業界および通信業界において、前年同期に比べ売上が増加した。
■2020年3月期の見通し
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高630億円(前期比1.9%増)、営業利益73億円(同4.3%増)、経常利益75億円(1.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益53億円(同4.1%減)と2019年4月24日に公表値を据え置いた。