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エピロック(Epiroc)、中国のハンドヘルド掘削消耗品事業を終了

 Epiroc (エピロック):2019年10月21日

 スウェーデン、ストックホルム:鉱業およびインフラ産業の主要な生産性パートナーであるEpiroc ABは、中国でのハンドヘルド削岩装置および工具の製造を再構築(リストラ)し、不採算企業を撤廃することを決定しました。製品ポートフォリオを最適化し、コア以外の分野を撤廃して焦点と効率を高めるという、Epirocの継続的な取り組みの一部です。

 再編には主に、中国山東省でのハンドヘルド掘削消耗品の生産施設の閉鎖、および特定の資産の売却が含まれます。2019年末までに完了する予定です。この事業の年間売上は約125MSEK(約13.8億円、1SEKは約11円で換算)であり、約300人の従業員が影響を受けます。

 鉱業およびインフラストラクチャー担当上級副社長、Helena Hedblom(ヘレナ・ヘドブロム)は次のように述べています。

 「従業員の一部が悪影響を受けているのは残念です。ただし、長期的な競争力を確保するには、この再編が必要です。当社は、製品ポートフォリオを引き続き最適化して、戦略的なコア領域に焦点を当てています。」

 以前に伝えたように、9月にEpirocは地盤工学(ジオテクニカル)の消耗品製品ラインの売却を完了しました。

 再構築および売却された事業は、ツールおよびアタッチメントセグメントの削岩ツール部門の一部であり、MSEK 179の関連費用は第3四半期に計上されました。

■Epirocについて

 Epirocは、鉱業およびインフラストラクチャ業界向けの世界的な大手生産性パートナーです。 最先端の技術により、Epirocは革新的で安全で持続可能な掘削リグ、岩盤掘削、建設機器およびツールを開発および生産しています。 また、自動化と相互運用性のための世界クラスのサービスとソリューションも提供しています。

 Epirocはスウェーデンのストックホルムに本拠を置き、2018年売上高は380億クローナ、150か国以上の顧客をサポートし、協力する14,000人以上の情熱的な従業員を擁しています。
 

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

 

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