・受注は9%減少し、中国を除くほとんどの市場で需要が減少
・調整済みおよび報告済みの営業利益はいずれも2,180百万SEK(2,587)で、営業利益率は12.2%(13.9)
・自律的で電化された土工ソリューションで最初の商用パイロット契約を締結
Volvo Construction Equipment (ボルボCE):2019年10月18日
*1SEK(スウェーデンクローナ)は約11円。
建設機械市場の長期にわたる強い需要の伸びは2019年第3四半期に終わり、ボルボCEは売上と営業利益のわずかな減少を報告した。同社は期間中も研究開発の取り組みを続け、四半期ごとの結果を使用して、プログラムの次の段階で自律型電気運搬機を発売することを発表した。
第3四半期の売上高は、4%減少して17,921百万SEK(前年同期:18,598)だった。営業利益もわずかに減少し、2018年同期の2,587百万SEKと比較して2,180百万SEKだった。これは、営業利益率12.2%(13.9%)に相当する。収益性は、ブランド、市場、製品の組み合わせ、ならびに研究開発費と販売費の増加によって妨げられた。
第3四半期の受注は、2018年の同四半期と比較して9%減少した。出荷は、2%減少して16,460台になった。
■市場動向
ボルボCEの社長であるMelker Jernberg(メルカー・ジャーンバーグ)氏は次のようにコメントしている。
■自律型電気運搬機の商用パイロット
ボルボ CEはまた、自律型バッテリー電気負荷キャリアの最初の商用パイロットの契約を締結したと発表した。この試験は、スウェーデンの顧客Harsco Environmentalで実施され、技術の工業化プロセスの次の段階を代表するもの。