新「NEX‐Vシリーズ」の最大の特長は、成形工場のIoT化の推進を主眼に開発した新型コントローラ「TACT5」を搭載している点。
同社は、1984年に成形工場の生産監視・集中監視システムを開発以降、「工場の視える化」を推進しており、高度化・高速化するデジタル社会、情報化社会に対応しつつ技術開発を進め、今回「TACT5」を開発。同社は、IoTへの対応技術を「N-Constellation」として提案を開始するが、この新型コントローラの搭載により、射出成形機をハブに各種周辺機器をネットワーク化することが可能となり、稼働情報のリアルタイム収集はもとより、遠隔でのモニタリングやリモートメンテナンスサービスを実現する他、将来的には予知保全の実現も見据えている。