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フジテック、スリランカの電波塔「ロータスタワー」に高速エレベータを納入

 フジテック(本社:滋賀県彦根市)は10月8日、スリランカのグループ企業であるフジテック・ランカが、南アジアで最も高い建造物となる電波塔「ロータスタワー」にエレベータ・エスカレータ14台を納入したと発表した。エレベータのうち3台は分速420mの高速機種で、スリランカ国内で最も速いエレベータとなる。

 スリランカの最大都市コロンボに建つ同タワーは高さ356mあり、スリランカの国花でもある蓮(ロータス)の形を模している。電波塔としてテレビ20局とラジオ50チャンネルの送信機能を持つほか、蓮のつぼみの部分にあたる高さ250mの付近に観光用の展望施設も設けられている。

 同社はここに分速420mの高速機種3台を含むエレベータ6台と、ハンドレール下部照明に鮮やかなブルーを採用したエスカレータ8台を納入した。建設は2012年にスタートし、2019年9月15日に完成。スリランカのランドマークとして注目が集まる。

 ニュースリリース

 

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