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機械工業団体、日米貿易協定及び貿易交渉について声明を発表

・日機連、日機輸、日工会、日鍛工のステートメント全文

日本機械工業連合会

 日米貿易協定及びデジタル貿易協定交渉合意に係る大宮会長のコメントについて

 2019年10月1日

 一般社団法人 日本機械工業連合会

 今般、日米貿易協定及びデジタル貿易協定交渉が最終合意に至ったことを高く評価し、安倍総理を始め日本政府関係者の尽力に感謝し敬意を表する。

 日米貿易協定は、両国で世界GDPの3割を占める日米間で、機械分野を含め広範な関税撤廃を実現するものであり、我が国機械産業の貿易更には投資の発展に大きく寄与すると考えられる。今回継続課題とされた自動車・同部品の分野での迅速な交渉進展を期待する。

 また、もう一つの合意であるデジタル貿易協定は、急速に進展するデジタル貿易に関し、日米で自由化と必要な規律について定めるものであり、我が国機械産業にとっても意義が大きい。今後、これが「信頼」に基づくデジタル貿易に関する国際ルール作りの基盤となることを期待する。

 今回の両合意を基礎として、両国関係が更なる発展を遂げること、自由貿易体制がより堅固となることを期待し、この日米合意の出来る限り早い発効を望む。

日本機械輸出組合

 日米貿易協定の最終合意について

 2019年9月26日

 日本機械輸出組合 理事長 槍田 松瑩

 今般、日米貿易協定が最終合意したことを歓迎し、我が国政府関係者のここに至るまで のご尽力に感謝いたします。

 今回の協定は、我が国経済の更なる成長、自由で公正なルールに基づく世界経済の発展 に寄与するものであり、我が国機械輸出業界の米国における物品市場アクセスの改善、企 業の貿易と投資双方の伸長にも大きく貢献するものと評価しております。

 政府においては、今回の最終合意を受け、早期に発効されるよう切に要望するとともに、 自由貿易体制の堅持と推進に向けて、引き続きリーダーシップを発揮していただくことを 期待します。

日本工作機械工業会

 日米貿易協定の最終合意について

 2019年10月1日

 一般社団法人日本工作機械工業会

 会長 飯村 幸生

 日米貿易協定が最終合意に至ったところ、両国政府の交渉担当者のご尽力に敬意を表します。

 当工業会会員各社は、日米の顧客先に対して、最先端の工作機械を供給しつつ充実したサービスを提供してまいりました。今後も、顧客先からの信頼が継続して得られるよう最大限の努力を傾注します。

 そのような情勢の中で、今回の最終合意を概括すると、多くの工作機械については、米国の関税が撤廃・削減されることとなっており、これを歓迎致します。ついては、この合意が可能な限り速やかに発効されるよう要望すると共に、日本政府におかれては、先のG7 で も各国間で共有されたWTOの改革を含め、自由貿易体制が世界中に浸透するようリーダーシップを発揮されることを期待致します。

 当工業会は、日米の製造業が持続的に躍進し、そして日米経済が更なる発展を遂げる為の努力を継続してまいります。

日本鍛圧機械工業会

 日米貿易協定の最終合意について

 日本鍛圧機械工業会

 今般、日米貿易協定が最終合意したことを歓迎し、我が国政府関係者のここに至るまでのご尽力に感謝いたします。

 今回の協定は、我が国経済の更なる成長、自由で公正なルールに基づく世界経済の発展に寄与することに加え、米国における物品市場アクセスの改善、企業の貿易と投資双方の伸長にも大きく貢献するものと確信しております。

 また、今回の合意には鍛圧・板金機械等の関税撤廃が含まれ、我が国鍛圧機械工業の米国市場における競争力の強化につながるとともに、現地で日本製の鍛圧・板金機械の製造事業を営まれている事業者の皆さまにとっても有益な内容になったものと評価しております。

 今回の最終合意を受け、早期に協定が発効されるよう、要望するとともに、政府におかれましては、自由貿易体制の堅持と推進に向けて、引き続きリーダーシップを発揮していただくことを期待します。

以上

 

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