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ファンケル、総額83億円投じ静岡県三島市に新工場、土地と建屋を33億円で取得

・サプリメントの生産能力を拡大

 ㈱ファンケル(本社:横浜市中区)は9月25日、サプリメントの生産能力を拡大するため、 100%子会社であるファンケル美健(横浜市栄区)を通じて、静岡県三島市に新工場を設置するための土地と建屋を取得する契約を締結したと発表した。取得額は約33億円。また、土地と建屋の取得とは別に、改修工事および生産設備の導入に約 50 億円の投資を見込んでいる。新工場の本稼働は 2021 年 3 月を予定しており、生産能力は最大で現状と比較して 3 倍から 3.5 倍になる見込み。

 ファンケルは現在、第 2 期中期経営計画「実行 2020」(2018~2020 年度)に取り組んでいる。初年度である 2018 年度は化粧品事業とサプリメント事業ともに過去最高売上を更新し、中期経営計画の最終年度となる 2020 年度の連結売上計画を 1,400 億円に上方修正した。

 サプリメントは国内売上が好調であり、さらに 2020 年度には中国国内でサプリメント事業を本格的に展開する予定。こうした状況から、今後の需要拡大を見据えて生産能力を増強することが必要と判断し、新たなサプリメント工場のための土地と建屋を取得した。

<取得の概要>

所在地:静岡県三島市松本 66

敷地面積:34,671.11 ㎡

建屋規模:SRC造地上 6 階建

延床面積:30,714.94 ㎡

取得価額:約 33 億円(※取得価額は取得に伴う仲介手数料を含む概算金額)

 ニュースリリース

 

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