川崎重工業は9月18日、世界的なESG(環境・社会・ガバナンス)投資指標である「Dow Jones Sustainability Indices (DJSI)」のアジア・太平洋版である「DJSI Asia Pacific Index」に7年連続で選定されたと発表した。
S&P Dow Jones Indices社※1とRobeco SAM社※2が作成するDJSIは、企業の「経済・環境・社会」の3分野における持続可能性を評価し優れた企業を選定する指標であり、企業の社会的責任に関心を持つ世界中の投資家にとって、投資に際しての重要な選択基準の一つとなっている。
「DJSI Asia Pacific Index」は日本・アジア・オセアニア地域を対象とした指標であり、今回は同地域における主要企業612社から上位148社(うち日本企業76社)が選定されている。選定では、Robeco SAM社によるアンケート、統合報告書「Kawasaki Report」などの発行物の調査、メディアなどへの掲載情報の3分野において当社の取組み内容が評価され、本指標に7年連続で選定された。
また川崎重工は、代表的なESG投資指標であるFTSE Russell社※3の「FTSE4Good Index」やMSCI社※4の「MSCI ESG Leaders Indexes」にも選定されているほか、世界最大規模の年金基金である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用しているESG投資指標の「FTSE Blossom Japan Index」や、「MSCIジャパンESGセレクトリーダーズ指数」、「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」にも選定されるなど高い評価を受けている。
川崎重工は今後も「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する”Global Kawasaki” 」というグループミッションの実現を目指して、グローバル企業に相応しい社会的責任を積極的に果たしていく。
※1:S&P Dow Jones Indices社:S&P社とダウ・ジョーンズ・インデックス社が合併して誕生したアメリカのインデックス会社。
※2:Robeco SAM社:持続可能性における投資に焦点を当てたスイスの資産運用コンサルティング会社。
※3:FTSE Russell社:株式や債券などのインデックスの開発と管理を始めとする投資判断ツールを世界規模で展開しているイギリスのインデックス会社。
※4:MSCI社:機関投資家向けの投資情報を提供しているアメリカのインデックス会社。
Dow Jones Sustainability Indices(英語サイト)
http://www.sustainability-indices.com/