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コマツ、大型ホイールローダー「WA900-8R」を新発売

 コマツは9月13日、最新技術を随所に織り込んだホイールローダー「WA900-8R」(運転質量:116,400㎏)を発売したと発表した。公表価格は、21,500万円(工場裸渡し消費税抜き)

 当該機は、作業負荷に応じた最適なパワー供給システムと低燃費油圧システムにより無駄な燃料消費を抑えることで、燃料消費量をコマツの従来機に比べ10%低減(※1)するなど、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを実現している。

 また、優れた掘削性を有した新形状のバケットを標準装備し、掘削時に対象物が滑らかにバケット内へ入っていくよう形状を見直したことで、作業効率を向上させている。さらに、同じく標準装備している二つの自動制御機能で稼働をサポートする。オート掘削機能は、作業機にかかる負荷を感知し作業機を自動制御することで掘削開始からすくい込みまでをアクセルのみで操作できる。

 また、セミオートアプローチ&ダンプシステムは、Vシェーブローディング中にダンプトラックへ近づくと自動で作業機が上昇し、セミオート排土開始スイッチを押すだけで積み込み作業が可能。オペレーターの熟練度に関係なく安定した積み込み量を確保し、生産性の向上と疲労軽減に貢献する。

 また、鉱山向け大型機械の管理システムであるKOMTRAX Plusは衛星通信経由により遠隔地からでも車両の「健康状態」や「稼働状態」を把握し機械トラブルを未然に防止する。車両管理業務の効率化を図れるほか、燃料消費量やアイドリングなどの作業情報をもとに、省エネ運転支援レポートなど、顧客に有益な情報を提供することでトータルライフサイクルコストの低減に貢献する。

※1. コマツ従来機との比較(コマツテスト基準による)。実作業では作業条件により異なる場合がある。

 詳細は→ ニュースリリース

 

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