・廃棄物発電プラントの受注拡大に向けた営業強化
㈱神鋼環境ソリューション（本社：神戸市中央区）は9月2日、英国・ロンドン市に事務所を開設すると発表した。
英国では、廃棄物の埋め立て処理の軽減を目指し、またCfD制度（英国版FIT；固定価格買取制度）の継続により、廃棄物発電施設の建設需要が続いている。神鋼環境ソリューションは昨年10月、同国で流動床式ガス化溶融技術が採用された廃棄物発電プラントの基本設計、主要機器（ガス化炉・溶融炉・ボイラ等）供給、および、据付・試運転指導員の派遣業務を受注し、完工に向けプロジェクト遂行中。
このほど、英国での廃棄物発電プラントの受注拡大に向けた営業強化、受注案件の確実かつ効率的な遂行、更には英国以外の欧州地域への同ビジネスの展開を目的として、ロンドン事務所を開設する。また、今後はドイツ・デュッセルドルフ事務所を廃止し、その技術情報調査機能をロンドン事務所へ移管する予定。
＜開設の目的＞
（１）英国及び欧州地域における営業情報収集
（２）受注案件の現地支援
（３）新技術の探索・調査（デュッセルドルフ事務所廃止後）
＜事務所の概要＞
所在地：Building 3, Chiswick Park, 566 Chiswick High Road,London, W4 5YA, United Kingdom
業務開始日：2019年9月16日