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国際協力銀行(JBIC)、ミヤマ電器がインドで実施する自動車部品事業に融資

 国際協力銀行(JBIC)は8月21日、ミヤマ電器(本社:東京都、松山秀樹社長)との間で融資金額約287百万円(JBIC分)の貸付契約を締結したと発表した。融資は、りそな銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は約415百万円。

 今回の案件は、ミヤマ電器のインド法人MIYAMA ELECTRIC INDIA PRIVATE LIMITED(以下、MEIP)が行う、自動車部品の製造・販売事業に必要な資金をミヤマ電器に対して融資するものであり、工場の新設に充てられるもの。

 ミヤマ電器は、自動車に搭載される車内照明用のスイッチ等の自動車部品の製造・販売を手掛ける中小企業であり、海外における営業基盤獲得を企図して、2019年にMEIPを設立した。インドの経済成長に伴う自動車市場の拡大を背景に、スイッチを始めとする自動車部品の需要拡大が見込まれており、ミヤマ電器は、MEIPを通じたインドでの事業拡大を企図している。融資は、こうしたミヤマ電器の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 .JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、インド等の成長市場にいて、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

 ニュースリリース

 

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