・100%の時間で統合されたマシンコントロールを提供
・業界初のオペレーターによる精密作業の支援
Komatsu America Corp.(コマツアメリカ):2019年8月13日
「Proactive Dozing Control logic(プロアクティブ・ドージング・コントロール・ロジック)は、マシンコントロール技術のアプリケーションの可能性の世界を切り開きます」と、コマツのインテリジェント・マシンコントロールおよびスマート・コンストラクションの製品マーケティングマネージャー、Derek Morris(デレク・モリス)は述べています。
「Proactive Dozing Control logicは、統合システムにより、一般的なサイトのクリーンアップ、トレンチの埋め戻しなど、自動化をいつでも使用できるようになったため、ゲームチェンジャーです。」
■業界初のオペレーターによる精密作業の支援
イリノイ州Rolling Meadows、2019年8月13日・・・コマツアメリカは先日、オペレータが自動ストリッピング、自動拡散、大量生産ドージング、および仕上げグレーディングを実行できる完全統合ドージング制御システムであるProactive Dozing Control logicを導入しました。コマツのD51EXi-24、D51PXi-24、D61EXi-24、およびD61PXi-24ドーザーで利用可能なコマツのProactive Dozing Control logicは、同社の既存のインテリジェントなマシンコントロールに基づいています。
コマツのインテリジェント・マシンコントロールおよびスマート・コンストラクションの製品マーケティングマネージャーであるDerek Morris(デレク・モリス)は、次のように述べています。
「伝統的に、GPSマシンコントロールは仕上げグレードに焦点を合わせていたため、オペレーターは約10〜20%の時間しか技術を使用していませんでした。統合システムにより、一般的なサイトのクリーンアップ、トレンチの埋め戻しなど、いつでも自動化を使用できるようになったため、Proactive Dozing Control logicはゲームチェンジャーです。」
■Proactive Dozing Control logicはどのように機能しますか?
このシステムは、全地球航法衛星システム(GNSS)測位を慣性測定ユニット(IMU)と組み合わせて使用して、正確な位置を計算します。2つのセンサーが連携して、トラックが地面のどこにあるかを正確に計算します。
マシンコントロールシステムは、ドーザーの油圧コントローラー、エンジンコントローラー、およびマシンコントローラーと通信します。シリンダーセンサー技術により、ブレードの位置は機械本体との関係で計算されます。Proactive Dozing Control logicは周囲の地面を測定し、グレーディングされるエリアで何が行われたかを判断し、そのデータと情報を保存します。ドーザーがそのエリアに戻ってカットまたは作業を行う準備をするとき、システムは以前のトラックからそれがどのようなものであったかを理解し、したがって、既存の地形、つまり作成されたまさにその地形に従います。
Proactive Dozing Control logicは、現場でのマシンのリアルタイム位置を提供し、システムを非常に正確に上昇させて、ブレードを必要な正確なグレードに駆動します。リアルタイムの条件を使用して、システムは機械の周囲の地形がどのように見えるかを理解し、材料を切り取って運ぶか、その材料を広げるかまたは充填するか、グレーディングを終了するかなどの計算された決定を行います。
Derek Morris(デレク・モリス)は次のように続けています。
「重要な差別化要因は、当社のシステムがトラックでデータを収集し、アフターマーケットソリューションがブレードでデータを収集することです。データはトラックで収集されるため、システムはマシンの周囲の地面のリアルタイムの画像を提供し、システムは現在の地形に基づいて計算された決定を下すことができます。20年以上の経験を持つオペレーターであれ、仕事に慣れていない人であれ、まったく新しいレベルの効率を提供する、はるかに高度な機械制御を作成しました。 操作がより簡単で生産的になります。」
■所有コストと運用コストを削減し、生産性を向上
コマツのProactive Dozing Control logicにより、オペレーターはドーザーを最大限に活用して、稼働率の向上、ROIの向上、生産性の向上を実現できます。 運転の自動化により機械の消耗が減少するため、所有および運用コストも削減されます。 運転中のトラックスリップを大幅に最小限に抑えることで、車台の摩耗が減少し、ドーザーの所有コストの50%が車台であるため、O&Oコストが削減されます。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。